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私が学生の頃、東大寺の金剛力士像が修復のため解体修理され、中からさまざまな納入品や当時の記録が発見されました。私は「これはなにか面白くなりそうだな」という予感がして、それ以来、仏像の中身(像内納入品)に関心を持つようになりました。当時そんな…
…髙田郁(たかだ・かおる)の時代小説『銀二貫』(ハルキ文庫)は、江戸時代の大阪・天満にある寒天問屋「井川屋」を舞台にした商人の物語である。大阪商人には「始末、才覚、神信心」という商訓があった。即ち、「収支を計って身を慎む」「知恵を絞っ…
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