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先月、日本講演新聞と㈱ハッピートラベルの共同企画「ネイチャーガイド安藤誠プロデュース/編集長と行く!真冬の北海道で“日常の奇跡”を感じる感動ツアー5日間」に参加しました。
参加者は私と編集長を含めて本紙読者7名とその家族、総勢10名でした。
私は東京都在住です。
緑や自然が少ない環境なので、今回のツアーで自然を思いっきり満喫したいと思っていました。
ツアー初日、そんな私にガイドの安藤さんはこう言いました。
「人間の中に“自然”があり、東京にも素晴らしい“自然”はたくさんあります。それを忘れないでください」
衝撃を受けました。
休まず動いている心臓、身体中に流れている温かい血液、風を気持ちいいと感じる感性、私の中に既に“自然”はあったのです。
ツアーでは、主に野生動物を観察しました。
不思議なことに、マイナス20度の極寒の中、2時間近く双眼鏡を覗いたり、写真撮影をしたりしていても飽きないのです。
寒さを感じないのは安藤さんがアラスカで買ってきた防寒具のおかげですが、飽きないのは私たちが野生動物の美しさ、力強さに魅了されていたからでしょう。
羽を広げると2メートルもあるオジロワシやオオワシ、立ち姿も飛ぶ姿も優雅なタンチョウ、目の前でチョロチョロ遊んでいるエゾリス、そんな彼らから目が離せないのです。
ただ美しいだけではない、生き物のストーリーを知って尊敬の気持ちが湧きました。
東京に帰り、見回すとオフィスビルに反射する太陽の光、朝のピリッとした空気、道端に植えられた花……それらと人工の美が調和している東京の景色が、以前より美しく、そんな環境にいるのが幸せだと感じられるようになりました。
私が撮った写真をここで一部、公開します。
ご覧ください。
関東特派員・佐東美和