本音を引き出す力
一般社団法人日本刑事技術協会 代表理事森透匡
私は、警察官として27年、うち刑事として20年勤務しました。
刑事時代は主に詐欺、横領、贈収賄事件を担当し、2000名以上の取り調べや事情聴取を行ってきました。
犯人に真実を話してもらうのが取り調べのゴールです。そのために刑事はいろいろなコミュニケーション術を駆使します。
どうすれば犯人は自己開示し、本音を話してくれるのか、あるいはどのようにウソを見抜くのか。
今日はそんな刑事のコミュニケーションスキルについてお話ししたいと思います。
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一般社団法人日本刑事技術協会 代表理事
【もり ゆきまさ】元千葉県警警部。詐欺、横領、贈収賄事件等を扱う知能・経済犯担当の刑事を約20年経験し、その後独立。大手企業、経営者団体など毎年全国180か所以上で講演・企業研修を行う。テレビや新聞などのメディアへの出演・掲載多数。著書に『元知能犯担当刑事が教えるウソや隠し事を暴く全技術』(日本実業出版社)などがある。
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